暑い日が続きますがもう9月。
いつまでこんな気温が続くのでしょうか。
日本は暑いですが
今年、フランスの夏は
気温の低い日がとても多く
ボーヌでは
最低気温13℃最高気温22℃なんて日が
続いていました。
ブルゴーニュでも
そろそろ葡萄の収穫が始まりますが
2023年は
どのようなワインが出来上がるのでしょう。
美味しいも大事ですが
何しろ収量がほしいですね。
先月頭のDMでもお伝えしましたが
ランパールは8月で10周年を迎え
11年目に突入しました。
皆様に感謝感謝でございます。
ありがとうございます。
22日の開店記念日は
予約も少なく
寂しい感じかとヒヤヒヤでしたが
優しいお客様でなんとかいっぱいになり
楽しい営業で節目の日を迎えられました。
良かったっす。
今、私の歳が46歳
あと10年経ったら56歳か
なんだか不思議な気分です。
10年後も皆様とランパールで
お会いできるよう、健康にも気を付けながら
20周年に向けて頑張っていきます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
さて
最近のお料理をご紹介します。
・ジャンボンペルシエ
ブルゴーニュ地方の郷土料理です。
和風の名前にすると
ハムとパセリのゼリー寄せ
とでも言うと思いますが
湯澤シェフ流にアレンジして
豚もも肉の塩漬けの代わりに
豚のほほ、舌、すね、足などの
ゼラチン質たっぷりな部位を使った
肉肉しいパセリ風味のテリーヌです。
ワインは
アリゴテを合わせると
ソムリエの教本に書いてありますが
2020年シャレ ピュイィ
ピュイィフイッセ プルミエクリュお薦め。
・ムサカ
ギリシャやトルコなどいろんな国で
食べられる料理なので
いろいろスタイルがあるようですが
湯澤シェフは
羊の挽き肉をスパイシーに仕上げ
じゃが芋、茄子、トマト
ベシャメル、ミントを陶器の器に敷き詰めて
オーブンで焼き上げた熱々料理です。
沢山の素材が入っていますが
バランスが良いのはさすがです。
私が料理を作っていた頃にも
ムサカはちょいちょい作りましたが
全く違います。当然ですけど…
ワインは
優しいローヌ赤もいいですが
白ローヌも良さそうです。
2019グラン ティネルの
シャトーヌフブランなんていいのでは。
・勝浦産黒鮑のリゾット
これはずるい旨さです!
鮑の肝やバターをしっかり使ったリゾットに
鮑のムニエルと夏野菜のソテー
仕上げに山椒の葉をアクセントに散らした
旨くないわけがない奴。
ワインは
鮑の肝を使っているとはいえ
しっかりバターが利いているので
リッチなシャルドネがいいですね。
2017ジャン マルク ボワイヨの
ピュリニー モンラッシェおすすめです。
・北海道産仔牛もも肉と
ブルーチーズのコルドンブルー
コルドンブルーって嫌いな人いるのかな?
チーズ嫌いな人はダメか。
でもかなり好きな人が多い料理かと思います。
コルドンブルーとは
チーズを仔牛のもも肉で挟みパン粉を付けて
揚げ焼きした料理ですがそのアレンジ。
ブルーチーズと一緒に
キノコのピュレも挟んでます。
ワインは
グラスで飲むようでしたら
少しソーテルヌでも合わせてみて下さい。
2019のドワジーデーヌを
グラスでご用意しています。
他にも
新潟村上産四葉ポークのキャラメリゼや
シストロンの仔羊もも肉のローストなど
いろいろご用意いたしております。
是非旨い物食べて飲んで
厳しい残暑を乗り越えて下さい。
楽しみにお待ちいたしております。