フランス料理界における伝家の宝刀アンデュイエット(あくまで持論)

もう7月ですね~雨多いですね~でもゲリラ豪雨もここまで日常的になると想定内です。

ところで、7月1日は古巣カーヴ デ ヴィーニュの開店記念日でした。

16周年です。すげーな五味シェフ。16年間、私の記憶が確かなら欠勤ゼロ!

私も、風邪だの熱だの怠いだので、休むような奴を認めない精神論者ですが

さすがの私もバイクで事故り入院した時は2か月休みました…

五味さんもはや鉄人です。

さて、若干盛り上がりに欠けた6月が終わり

気持ち切り替えて行きたいところなので早速メニュー変更。

フランス旅行で散々食べたアンデュイエットですが

うちのシェフ吉澤がブルゴーニュのシャブリにあるシャルキュトリーで習った

アンデュイエットがメニューにお目見えしました。

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豚の大腸をベースにしたもので、裂かずに丸のまま掃除した大腸に

これまた大腸と胃袋を合わせ一緒に詰め込み茹であげた内臓のソーセージです。

最後にオーブンで焼き、マスタードのソースでご用意します。

ブルゴーニュとシャンパーニュの境界線を北に少しいったトロワという街の

アンデュイエットが有名ですが、うちのも最高に美味いですよ。

付け合わせは根セロリのピュレか野菜のグリエか選んで頂きますが

やはりピュレが良いかな。

 ワインは内臓料理なので赤ワインと思われるかもしれませんが

私なら白でいきます。熟成していても良いですが素朴系料理なので

若々しいそれこそシャブリやサンセール、フュメなんかでいいでしょ。

赤でも美味いですけどね。良いワインが欲しくなる料理では無い…

ガッツリした物だけではなく爽やかなお皿もあります。

シェフ嫁の実家、深谷産のやまと芋をサイコロ状に刻み鶏出汁のジュレで寄せた前菜。

地タコとセロリ、魚のマリネと一緒にサラダ仕立てでご用意します。

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ワインはシャンパーニュがいいですかね。

こんな時期は当たり前に若いブラン ドゥ ブラン。難しい話は無し。

ヴァロワやカロ、モンキュイでも何でもこいです。

 いやーお腹減って来た。他にも美味しい物用意してお待ちしております。

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